占に至った動機
所属会社宛に、シルバーウィーク明けの午前中必着の書類があり、前の週金曜日に簡易書留+特定記録郵便で送付しています。
その為、追跡番号で追跡をかければ配達状況はわかるし、着かない等と言う事は余程の事がない限りはないと思うのですが、念の為占を立ててみた次第です。
得卦 水火既済 初爻
得卦(とくか。占って出た卦)「水火既済(すいかきさい)」

つまりこの時点で「配達完了」と見る事ができるのでまず一安心ですが、まだ検討の余地はあります。
卦辞(かじ。卦についた占いの言葉)を見ますと
「既済は小(すこ)しく亨(とお)る。貞に利ろし。」
つまり「完全ではないものの、願いは叶う。動機や行動が正しければよい。」
手続きに使われる書類の為、そもそも間違いがあってもいけないものですが、私の動機も行動も間違ってはいない(と思いたい。)
爻辞(こうじ。卦の1本1本の直線や破線についた占いの言葉)
初爻 「その輪を曳(ひ)く その尾を濡らす 咎(とが)なし」
これが実際の書類の状況を表しているとすると、考えられるシナリオはこうです。
「配達員が、オフィスに行くのを諦め引き返した。」
所属会社へは、エレベーターから直接オフィスに着くのですが、休日はそもそもオフィス階に止まりません。
そこで「諦めて引き返した」と想像できる訳です。
そうしたら肝心の書類は、どうなったのでしょうか。
「既済」というだけで断定するのは、尚早です。
象を見る
ここで、登場するのが私が好きな「卦の象を観るアプローチ」です。
「既済」は上の八卦(天、沢、火、雷、風、水、山、地の8種類の要素。東洋の占いは、この八卦に様々なものを結びつけて考えます)が水、下の八卦が火。
書類(火)が穴(水)の下にある為ボストに投函されているとも取れます。

そして包卦(ほうか。得卦の一つの線が変化してできた卦で、事情等を表す)「水山蹇(すいざんけん)」では上が水、下が山。

つまり「書類(火)が建物内に止まる(山)」
「どこに?」と言いますと既済 「初爻」を「建物の1階」と見る事もできます。

水山蹇は「火(書類)を内包(地)している(三〜五爻。卦の下から三〜五番目の線を抜き出すと、火の八卦になり、初、ニ、六爻だけを見れば地の八卦になります。)とも見られる為、これで「1階のポストに入れられている線」がより濃厚になります。

そして上の卦は得卦包卦どっちも水。これをどう捉えるかですが、会社としてはこの書類は「受取困難」なぜなら休日だからです。
さらに水剋(こく)火、土剋水でどっちも相剋(そうこく。やっつけ合う関係)の為「受け取れていない」と見るのが自然かと思われます。

包卦 水山蹇
さて、前項でも触れた包卦でも似たような状況を読む事ができます。
前述の事情もあり「上に行くのは困難(水)なので、下で止まり(山)オフィスには行けない」と言う事が判明している為にどうするか「行き悩む(蹇という語の意味)」。
卦詞爻詞まで読むと、切りがない為割愛しますが、内容としては十分かと存じます。
答え合わせ
ここでようやく特定記録郵便の追跡番号を検索します。
「配達済み」と出ている為、無事ついた様です。
これで検証自体は終わりますが、実は占い以前の、ちょっとしたミスが起こっていました。
ちょっとしたミス
占断と前後しますが私の配達手配後、同じ手配をする上司は「レターパックライト」を利用する予定だと聞きました
しかし、郵便局員から受けた案内は簡易書留+特定記録郵便の案内だった為、安心料として気を遣って頂いた側面もあったと考えます。
これは私の知見不足もあった為仕方のない事ですが、これも既済の卦詞「小しく亨る」だったのかもしれません。
初九の辞「その輪を曳く、その尾を濡らす、咎なし」は私自身の金曜日の行動も表してもいたのかもしれません。結果としては着いているので問題はない(咎なし)
「過ぎた事(既済)を悩む(蹇)な」とも言われていたのかもしれません。
今回の占考のオチとして置いておきたいと存じます。


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