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九星気学琉雲

秋土用突入

九星気学

突然ですが、20日月曜より秋土用に突入しております。

土用とは?

雑節の一種で「春、夏、秋、冬のそれぞれの間」に存在している「季節の変わり目の期間」の事「四立(しりゅう)・立春、立夏、立秋、立冬)の前の約18日間」を指します。

今年の秋土用は2025年10月20日〜11月6日迄となります。

「季節の変わり目の、気候等微妙な時期を、敢えてカテゴライズした」程度の認識で大丈夫です。

土用は何があるの?

前述の通り、季節の変わり目で体調を崩しやすいというのは自明の理です。

九星気学界隈では土用は土の気が盛んである時期の為「土を掘り返す等の、土いじりしてはいけない」と「土用だから不調〜」等と仰る先生も一定数います。

しかしながら現代は、土用期間中でもガンガンに道路工事やってますし、土用だろうが関係なく精力的に活動されてる方もいるので、ムキになる必要はないかと存じます。

ブルーカラーの人員不足が叫ばれる現代で「土用だから仕事はしません」みたいな、どこぞの南の島の大王みたいな事を言っていては、我々の生活にも影響します。

それでもどうしても気になる方の為に申し上げますと「土用期間中は50cm以上掘り返す様な、土いじりは避けた方がいいでしょう」 と申し添えておきます。

50センチとなりますと相当ですので逆に言えば「植物の植え替え」だったり、「陶芸やってて粘土触っちゃいました」程度なら全く問題ございません。

これは土用期間でも関係なく可能ですので、それでも・・・という方は次項の間日に土いじりをしていただければ宜しいかと存じます。

間日とは?

今で言う所のチートデイに当たります。

その日は「土用の神様が地上を離れるので、その間なら土いじってOK」と言うお話で用意されたものとなります。

今年の秋土用間日は10月21日、29日、31日、11月2日となります。

このあたりは次項の土用丑同様、日毎の六十干支で決まっております。

この六十干支につきましては、また別の機会にお話致します。

土用丑の日は?

そもそもは江戸時代の魚屋の拡販戦略により生まれた習慣ですが、夏以外にもうなぎを食べていいという頭があれば、そのモチベーションで頑張れる方もあろうかという所です。

ここでお知らせしておきますと、今年の秋土用丑の日は10月23日、11月4日が該当致します。

実質年内最後のチャンスとなります。(冬土用は1月の為)

また、うなぎ以外にも辰の日に「た」がつくもの、青いもの(特に青魚)というのもございますので「季節の味覚をフルに楽しみたい」グルメな方の為にお知らせしますが、10月26日が該当致します。(11月7日は立冬の為土用抜けております。)

まとめ

さて、秋といえば気温がさがり、メランコリックになりがちなシーズンでもありますが、秋と言えば陰陽五行では金の季節

五情では悲ですので、そこだけを切り取れば確かに辛い事もあろうかと存じます。

しかしながら、それを越えた先に収穫や飲食等悦びに満ちあふれる季節とも申せましょう。

花鳥風月を愛で、どこよりも明確な四季にそれぞれの「あはれ」「をかし」を感じてきた日本人ならではの美的感覚は、世界に誇れるものであると存じます。

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